相撲部屋 女将さんの仕事内容

力士の像

相撲部屋の女将さんというと、イメージ的には、「すごく大変」という感じです。実際の仕事内容は、「弟子の世話」・「小遣いの管理」・「力士の悩み相談に乗る」・「厳しい稽古に耐えかねて逃げた弟子を実家まで迎えに行く」のも女将さんの大事な仕事です。その他に「弟子が社会人として常識をもてるように指導」・「親方のスケジュール管理」・「取材・広報対応」・「ひいきにしてくれるお客様との付き合い」・「近隣との付き合い」・「差し入れに対する礼状を書く」・「番付を後援者に郵送する」・「部屋全体の経理業務」などがあります。そして千秋楽の打ち上げパーティなどのお客様の接待などもあります。

女将さんは妻として夫を支えねばならないし、子供が生まれたら子育てがあり、学校行事にも出席しなければなりません。相撲部屋の女将さんの仕事と一般の主婦としての役割を両立しなければならないし、並大抵のことではないです。だから女将さんの存在感はとても大きなものだいえます。「なくてはならない」「母親」以上の人です。女将さんの中には積極的に公の場に出る人と、一歩引いて支えることに専念する人とがいます。部屋の雰囲気を作るのは、女将さんの手腕によるものである事は間違いないです。